ドライチにはなれなかったが、2位指名は球団からの高い評価の表れだ。今年はウエーバー順で中日からスタート。12人の横顔を紹介する。 文=岡本朋祐 写真提供=三菱重工East野球部 横浜高で同期の度会隆輝[ENEOS-DeNA1位]は「一番のライバル」。同じセ・リーグで戦うことに
三菱重工Eastは都市対抗予選の西関東地区に属するが、横浜高時代に二遊間を組んだチームメート・度会隆輝が同地区のENEOSに在籍している。高卒入社2年目の2022年、
津田啓史は予選敗退を喫したのに対して、度会は都市対抗を9年ぶりに制して、黒獅子旗を奪取。MVPに当たる橋戸賞、打撃賞、若獅子賞と東京ドームで躍動した。2人は大きく明暗が分かれた。
「度会にはずっと、刺激を受けてきました。自分は悔しい思いをしてきた。負けてはいられない」
横浜高で主将を務めた津田は、社会人で苦しんだ。4強に進出した2年目の社会人日本選手権から遊撃手として先発の機会に恵まれるも、4試合で14打数3安打(2打点)に終わっている。「我慢して使ってもらっていました」。首脳陣の期待に応えるため・・・
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