
福岡大の主将・永江[中央]は国学院大との準々決勝で右肩を負傷し、福井工大との準決勝は出場できず。チームの軸を欠いても、堂々とした戦いを見せた[写真=松田杏子]
初の1大会2勝以上で、歴史を塗り替える4強進出
31回目の全日本大学選手権で福岡大がようやく、念願の「2勝の壁」を破った。九州六大学リーグでは最多の59度の優勝を誇る「九州の雄」だが、全国ではなかなか力が出せずにいた。11月に行われる明治神宮大会を含め、全国大会では初戦突破はしても2戦目ですべて敗退。「全国2勝」が福岡大の長い間の課題だった。
2年前を経験した右腕・村上幸人(3年・九産大九州高)と藤松亮輔(4年・西日本短大付高)の2本柱を擁して臨んだ今大会。
広島経大との1回戦で村上が6回途中まで完全ペースで10奪三振の好投を見せて2対1で勝利を挙げた。2年前の1回戦(対星槎道都大)で11回を完封して以来となる全国勝利だった。2回戦は・・・
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