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【持ち球リレートーク】阪神・西勇輝のシュート「右打者の内角を攻める」

 

プロの投手から見てスゴイと思う球種を数珠つなぎで展開する、持ち球“リレートーク”の久びさの第4回は今季18年ぶりの優勝を飾った阪神の先発右腕が登場。ストライクゾーンの四隅へ、完ぺきにコントロールする技術は、現役投手の中でもトップクラス。さまざまな球種を持っているが、今回は右打者の内角に鋭く食い込む球種について語ってもらった。
取材・構成=椎屋博幸 写真=BBM

阪神・西勇輝


 この球種は、1年目から少しだけ投げていただけで、そこまで主戦級の変化球ではなかったんです。オリックス時代の7年目か8年目の交流戦での中日戦(2016年6月7日=京セラドーム)でした。この試合、真っすぐの調子が悪くて、捕手の若月(若月健矢)と話し合い、真っすぐのサインですべてシュートを投げようということになり、ここで感覚をつかみましたね。

 握りは一般的で縫い目に中指、人さし指を掛けます。意識的に・・・

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持ち球リレートーク

持ち球リレートーク

NPB現役投手の奥義を大公開! 持ち球の握りを披露しつつ、自らにとって、どんな球種かセルフ解説をする連載。プロの投手から見てスゴイと思う球種を数珠つなぎで展開する。

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