慶大時代に抑えを務めた経験があります。クローザーとして一番大事なことは、勝った状態で試合を終わらせること。極端に言えばそれができれば100点だと思います。数字に出ない粘り、気持ちの強さが大事なポジション。必ず勝って終わる投手こそが理想だと思います。
入団してから、康晃(
山崎康晃)さんの存在はやはり大きいと思いました。プロの世界でこれだけの活躍をしてきた方。一緒にジョギングをしながら、経験に基づいてアドバイスもいただきました。僕ももっと力をつけて、プロでも抑えを任されるような投手になって、チームだけでなく日本代表とか、大事な場面で投げられるようになりたい。リリーバーとして目指すべきところだと思います。
『週刊ベースボール』2023年12月25日号(12月13日発売)より
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