僕は大学のときからお付き合いがありましたが、当時から変わらず、悩んだときは親身になって話を聞いてくれたり、投球術だったり、本当に多くのことを伝えてくれる先輩でした。年数を含めても、おそらく歴代で一番お世話になったと思います。
最後に一緒にキャッチボールをしても、代名詞のコントロールもそうですし、引退する方のボールじゃないなと。素晴らしいと思いながら、寂しさも感じながら、いろいろな思いで受けさせてもらいました。プロに入って、いいときも悪いときも、お互い切磋琢磨して励まし合いながらやってきた。これからも後輩たちが祐輔(
野村祐輔)さんを慕う気持ちは変わらないと思います。
『週刊ベースボール』2024年10月28日号(2024年10月16日発売)より
写真=BBM