今回のアンケートでは一塁手に1票も入らなかったが、歴代の名一塁手の一部を紹介する。 戦死したため、キャリアは短いが、どんな送球も捕ることから“タコ足”と呼ばれた伝説の一塁手、
中河美芳がいる。股関節が柔らかく、股を開いて地面にピッタリついて捕球することができたという。

▲中河美芳
タコ足2世と呼ばれたのが南海、
ヤクルトで活躍した
飯田徳治。俊足を生かして一時外野に転向したが、その捕球技術は職人芸と言われた。

▲飯田徳治
王貞治はショートバウンドをすくい上げる技術が非常に高かった。もともと投手だったこともあり、強肩でもあった。

▲王貞治
ゴールデングラブ賞の最多選出は、
巨人、横浜の両チームで優勝を経験した
駒田徳広。もともと外野だったが、一塁に転向して、柔らかい手首を生かした捕球技術が高かった。

▲駒田徳広
【一塁手のゴールデングラブ賞受賞回数ランキング】 ※球団名は受賞時の所属 10回 駒田徳広(巨人、横浜)
9回 王貞治(巨人)
7回
中畑清(巨人)
5回
小笠原道大(
日本ハム)
5回
清原和博(
西武)
4回
柏原純一(日本ハム)
3回
栗原健太(
広島)
3回
加藤秀司(阪急)
3回 シーツ(
阪神)
3回
ペタジーニ(ヤクルト)
3回
福浦和也(
ロッテ)