8月11日から開幕の第96回全国高校野球選手権大会。高校球児ならだれもが憧れる夏の“聖地”を経験した現役プロ野球選手と日本人メジャー選手は290名いる。ここでは北海道地区6名の高校時代の写真とともに一挙紹介。当時の思い出を振り返った選手のコメントにも注目だ。 ※夏の甲子園にベンチ入りをしたことのある選手のみを掲載 ※甲子園通算成績は夏のみの通算成績 ※出場がなかった選手は甲子園時以外の写真を使用 ※写真=BBM
古谷拓哉[ロッテ]

10安打を浴びながら132球で粘投したものの、敗戦投手に
駒大岩見沢 投手
春 99年(3年生)2回戦
夏 98年(2年生)1回戦
[甲子園通算] 試1回8奪4責2防2.25
なめんなよってね 僕が高2の夏に甲子園に出たとき、当時1学年上だった松坂(大輔、当時横浜高、現メッツ)さんと写真を撮ってもらいましたね。あの世代はホントにすごい。150キロを超える人が普通に出てきましたからね。ハプニングは、試合前日に人生で一番大きなマメが左中指にできたこと。爪の大きさくらいだったけど、そのまま翌日の試合に臨んだら試合前のブルペンで破れてしまった。
僕は直球を投げる方が痛かったんですけど、捕手はカーブが痛いと思っていたのかカーブのサインがほとんど出なかった(笑)。痛みをこらえて8回を投げ抜きましたね。ほかには北海道の高校だから暑さに弱いと思われるのが嫌で、長袖を着て試合に臨んでいました。なめんなよってね(笑)。(古谷)
鍵谷陽平[日本ハム]

地方大会を一人で投げ抜くも、甲子園では先頭打者弾など12失点
北海 投手
春 ―――――
夏 08年(3年生)1回戦
[甲子園通算] 試1回6.1奪4責10防14.21
又野知弥[ヤクルト]

投手兼四番として、完投&一時同点となるソロを放つ活躍
北照 投手
春 10年(3年生)ベスト8
夏 10年(3年生)1回戦
[甲子園通算] 試1回8奪7責4防4.50
西田明央[ヤクルト]

捕手・キャプテンでチームを支え、打っては三番として2安打
北照 捕手
春 10年(3年生)ベスト8
夏 10年(3年生)1回戦
[甲子園通算] 打4安2本0点1率.500
成瀬功亮[巨人]

ケガの影響で甲子園ではリリーフ登板ながら、最速145キロを記録
旭川実 投手
春 ―――――
夏 10年(3年生)1回戦
[甲子園通算] 試1回3.2奪3責1防2.45
吉田雄人[オリックス]

8強に進出した常総学院に初戦で敗れたが自身は2安打を記録
北照 外野手
春 12年(2年生)1回戦、13年(3年生)ベスト8
夏 13年(3年生)1回戦
[甲子園通算] 打3安2本0点0率.667