日の丸を背負って戦った侍ジャパン戦士の中から、2014年のプロ志望有力選手をピックアップ! 今大会での活躍ぶりを交えながら紹介していく。 文=吉見淳司 写真=荒川ユウジ 浅間大基[横浜]

▲あさま・だいき●1996年6月21日生まれ。東京都出身。182cm74kg。右投左打。牛込仲之小1年時にいちがやチーターズで野球を始める。牛込第一中では新宿シニアに在籍し、3年春、夏に全国大会8強。当時は最速130キロの右腕でも注目された。U16世界選手権では四番打者で2本塁打を放ち銅メダル獲得。横浜高では2度甲子園に出場し、2年夏の選手権は3回戦敗退、3年春のセンバツは1回戦敗退。今大会成績は4試合、13打数4安打、打率.308、3打点
スタメン落ちの悔しさバネに、超高校級の攻守走を披露 攻守走すべてが超高校クラス。精悍な顔つきも相まって、将来の花形選手としてドラフト1位候補にも名前が挙がる
浅間大基。
今夏の甲子園出場こそ果たせなかったものの、2年夏に神奈川大会で
松井裕樹(当時桐光学園、現
楽天)から本塁打を放つなどの活躍でチーム2年ぶりの優勝の立役者となると、選手権でも2試合で7打数5安打。翌年のセンバツにも3打数2安打とトップの舞台で結果を残してきた。
日本代表では上位につなぐ“恐怖の九番打者”としての役割が期待されたが、初戦のフィリピン戦ではほかの先発選手全員が安打を放ち、11対0(7回
コールド)と快勝する中、投ゴロ、一ゴロ、一ゴロと3打数無安打に終わった。
しかもすべてノーストライクから、引っ張りにかかっての凡打という日本代表の理想とは程遠い結果。さすがに高橋広監督も見かね、続くスリランカ戦では出場機会がなく試合を見守ることとなった・・・
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