1975、79、80、84、86、91年と6度の優勝経験がある広島。その優勝チームの成績から、今季のチームが優勝するためのヒントを探る。今回スポットを当てたのは、今年と同様に新監督1年目で優勝した1986年だ。 1986年:1位130試合73勝46敗11分 勝率.613、日本シリーズ3勝4敗1分(対西武) 2014年:3位144試合74勝68敗2分 勝率.521、クライマックスシリーズ0勝1敗1分(対阪神) 監督就任1年目
過去に広島がリーグ優勝を果たしたのは6回だが、1年目の監督が率いたのは1986年の
阿南準郎監督のみ。今年は
緒方孝市監督1年目。監督に就任した年は阿南監督と2歳差と年齢が近く、現役時代は右打右投で、どちらも九州出身という共通点がある。
1986年 古葉竹識監督→阿南準郎監督 阿南準郎、1937年9月2日生まれ/49歳/右投右打/大分県出身
2015年 野村謙二郎監督→緒方孝市監督 緒方孝市、1968年12月25日生まれ/47歳/右投右打/佐賀県出身
機動力野球の復活
1986年にリーグ制覇のときは134盗塁と自慢の機動力野球が機能した。2014年の盗塁数を見ると、100に満たない。ただ、走れる選手はそろっており、
エルドレッドの欠場で、より足を生かしやすいチーム状況となった。緒方監督が掲げる機動力野球の復活が、Vへ近づくための大きな要素になるのではないか。
3割、30本打てなくても勝てる!
1986年の打線を見ると、3割打者は一人もおらず、30本塁打を超えた選手も一人もいない。チーム打率(.254)はリーグ4位の成績でチーム本塁打(137本)はリーグ3位。エルドレッドの抜けた打線は迫力不足だが、効率よく点を奪えれば、勝機は生まれる。
2ケタ勝利4人が必須か
1986年は北別府が最多勝、最優秀防御率でMVPに輝き、優勝へ導いた。
前田健太にも同じような成績でチームをけん引することが求められる。1986年は・・・
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