育成契約の選手たちが一軍の公式戦に出場できないことは周知のとおり。同じ新人とはいえ、支配下のルーキーとは異なり、3ケタ番号の彼らには支配下昇格というもう1つの関門が待っている。ここでは“育成”ながら“支配下”の新人よりもいち早く頭角を現し、アピールを続ける4選手を紹介する。 ※成績は6月13日現在。年齢は2019年の満年齢 楽天・則本佳樹 エースの背中を追う弟

則本佳樹/のりもと・よしき●1994年5月14日生まれ。滋賀県出身。174cm79kg。右投左打。北大津高-近大-山岸ロジスターズ─楽天19育成
チームのエース・
則本昂大を兄に持つ。しかし投手としてのタイプはまったく異なり、多彩な変化球をコーナーに投げ分け、打たせて取るタイプだ。本人も技巧派を自認しており、春季キャンプの際には「投球は岸(
岸孝之)さんのテンポの良さを学びたい」と意欲を語っていた。まだまだ線が細く、まずは体力面や下半身の強化に努めるのが先か。ただし、すでに25歳と若くない。1年でも早い支配下登録を・・・
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