南海は緑、ダイエーはオレンジ、ソフトバンクは黄色と、球団史とともに移り変わってきた。メーンカラーは違えども、いつの時代も華やかにグラウンドを彩る。 2020最新ユニフォーム紹介
サプライヤー:Majestic(2016〜) 2020 HOME 
2016年からサプライヤーがマジェスティック社となったが、デザイン自体は「ソフトバンク」となった05年から変わらず(帽子は06年7月からツバが黄色に)。“レボリューションイエロー”の2本ラインが映える/中村晃
ソフトバンク誕生の2005年から変わらないデザインで今季も戦う。ホーム用は、袖とパンツのサイドに入った黄色のラインが特徴だ。これはソフトバンクの象徴で坂本龍馬率いる「海援隊」の隊旗をモチーフに。黄色は人を元気に楽しくポジティブにする色で、球団の「野球をもっと面白くしてベースボール・レボリューションを起こす」という思いから、“レボリューション・イエロー”と呼ばれている。
ビジター用のラインは、袖が白、パンツがシルバーグレー。左胸にはレボリューション・イエローの「=マーク」が。シンプルながら力強さを感じるのは、黒を基調とするからだろう。
10年から昇華プリントに、16年からはオフィシャルサプライヤーがマジェスティック社となって、軽さと強さを兼ね備えたユニフォームは機能性も高い。
毎年イベントユニフォームも多彩だが、20年はすでにソフトバンク15周年を記念したモデルが発表され、オープン戦で着用された。ホームとビジターを融合させた“革命”的なデザインに、ソフトバンクグループのコーポレートカラーのシルバーを使用。「新しさ」「カッコよさ」「強さ」を表現している。
編集部厳選28着!!歴代ユニフォームセレクション 時に斬新で派手も、今は落ち着きを見せる
1938-40 
南海軍創設期のもの。38年は白地とグレー地の2種類だったが、翌年からは濃いグレー地が加わった/鶴岡一人
モデルチェンジでV 時代だけでなく、球団譲渡がターニングポイントとなったホークスのユニフォーム。黄金期あり、暗黒期ありの南海時代は、カラーリングやスタイルなど多彩だった。
球団創設期から帽子のマークなども含めて頻繁なモデルチェンジが行われていたが、“短命”の流れが変わったのが1951年。前年2位に終わったチームは心機一転。ボタン部分がすべて比翼仕立てという特徴のほか、胸マークと背番号以外ラインもないシンプルなデザインで、変更初年度にリーグ優勝を果たす。
しかし、日本一には届かず。そこで、鶴岡一人監督が「一つ太い線でも入れてたくましくしては」と発案して誕生したユニフォームは・・・
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