過去のJABA大会等の実績から都市対抗の出場枠は昨年の「3」から「2」に減った。激戦区・九州を3連勝で第1代表を勝ち取った/写真=Honda熊本野球部提供
就任3年目の岡野武志監督は日大藤沢高、日大を経てホンダで10年プレーした後、埼玉製作所で7年間社業に専念し、野球からは距離を置いた。2014年に熊本製作所に転勤となり2年間、社業の傍らで、熊本県野球連盟の幹事長として、社会人野球の運営サイドに携わっていた。
ホンダ熊本は15年、都市対抗、日本選手権とも出場を逃した。翌16年に再建を託されたのが、岡野監督。就任初ミーティングで、こう告げた。
「九州の中では、全国大会常連チームよりも実力が劣っている。いかに、この差を埋めるか。そして従業員、大津町から応援されるチームを作ろう」
大会を支える裏方として社会人野球に関わった2年間。新指揮官が「常勝チーム」の条件として、大事だと考えたのは・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン