
高校2年、3年夏ともに神奈川大会決勝で破れ甲子園出場はできなかった菅野。プロになったから今だからこそ、物申したいこととは
本気で甲子園を目指し、真剣に高校野球に取り組んだ3年間を経験してプロ野球選手になった今だからこそ、物申したいことがいっぱいあります。
まず高校段階では『勝つことがすべてではない』ということです。もちろん、僕だって高校時代は甲子園に出たい(2年夏、3年夏ともに決勝で敗れました……)、全国制覇したいという思いが強くあって、それこそ勝つことしか頭になかったわけですが、甲子園に出たら、全国制覇したら、それでお終(しま)いでいいのでしょうか。せっかく好きで始めて頑張ってきた野球なのですから、好きなまま長く続けたいとは思いませんか? 野球を職業にできる選手はほんのひと握りです。しかし、プロがすべてではないですし、さまざまなカテゴリーで野球を続けられるように、選手たちには高校野球のその先があることを頭の片隅においてプレーしてほしい。指導者の方には選手たちの将来を見据えた指導・起用をしてほしいと切に願います。
今夏で100回目を迎えた高校野球も、クライマックスを迎えました。大会のたびにさまざまな問題が議論されますが・・・
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