大学野球は全国26連盟による春、秋のリーグ戦が控え、6月には全日本大学選手権、11月には明治神宮野球大会と日本一を懸けた一発勝負がある。そして、19年は日本で開催される日米大学選手権も見逃せない戦いだ。(学年は2019年4月以降の新学年) 写真=BBM 慶大・柳町[写真]と早大・加藤は東京六大学リーグを代表するスラッガー。
フル出場の柳町は慶大最多125本に挑戦
1925年秋に発足した東京六大学リーグの「記録」に目を向けると、慶大・
柳町達(4年・慶応義塾高)の通算安打をまずチェックしておきたい。2018年秋までに85安打。1年春からレギュラーで3年秋まで1度も休まず、全79試合に出場している。6季で14、13、16、14、14、14とコンスタントにヒットを積み上げてきた一方で、1年春秋に打率3割を突破して以降は2割台。2年秋の段階では歴代1位の明大・
高山俊(現
阪神)の131本を視野に入れても良いペースだったが、現実的に難しい。ここは照準を切り替えて、慶大の打者で歴代1位の
堀場秀孝(リーグ歴代3位、元
広島ほか)の125本に果敢に挑戦してほしい。偉大な先輩の数字まで40本。シーズン打率4割を目指していけば、必然的に20本近くを量産できる計算だ。
慶大の永遠のライバルである早大には・・・
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