11月26日、都内ホテルにてNPB AWARDS 2019が開催され、ファーム部門では小社選定のビッグホープ賞を、イースタン・リーグでは巨人の山下航汰が、ウエスタン・リーグではソフトバンクの田城飛翔が受賞した。将来の日本球界を背負って立つことが期待される期待の若手の2人に喜びの声を聞いた。 取材・構成=菅原梨恵、坂本匠 
※山下は台湾Wリーグ参戦のためNPBアワードを欠席
巨人の歴史を塗り替えた18歳ルーキーだ。入団は育成ながら、わずか半年で支配下昇格(高卒育成新人の1年目昇格は球団史上初)。イースタン・リーグでの打率トップの“結果”を引っ提げて、一軍昇格&デビューも飾り、優勝争いを繰り広げるチームの中で、堂々の2安打を放つなど、原辰徳監督以下、一軍首脳陣にも強烈なインパクトを残した。近未来のクリーンアップ候補と期待される若きスラッガーなのである。 NPBアワードは台湾でのウインター・リーグ参加中のため、欠席しましたが、首位打者賞のほかにビッグホープ賞をいただき、うれしく思っています。プロに入って1年目のシーズンは、正直、ここまでできるとは考えていませんでした。育成契約でのスタートに関しては悔しい思いもありましたが、ジャイアンツ入団が決まったときに、冷静に考えて、5年計画を立てていたんです。1、2年目でファームで結果を残して支配下登録を勝ち取り・・・
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