2019年はポストシーズンで勢いに乗ったナショナルズが球団創設初となる世界一をつかんだ。日本人メジャーでは、3年連続のワールド・シリーズ進出を目指した前田健太の所属するドジャースがナショナルズに地区シリーズでまさかの敗戦となった。2020年の世界一に輝くのはどのチームで、日本人メジャーがその栄冠をつかめるだろうか!? 2020年シーズンを占っていく。 文=樋口浩一、写真=Getty Images(展望は日本人メジャー・リーガー所属地区のみ) 球団初の世界一に輝き歓喜のナショナルズナイン。2020年の世界一に輝く日本人メジャー選手が出てくるだろうか!?
【ア・リーグ東地区編】田中将大(ヤンキース) ヤンキースが大型補強で今季も優勝候補筆頭
ヤンキースが今オフFA市場最高の目玉、ゲリット・
コールを獲得した。メジャーで6年連続2ケタ勝利と安定感を誇る
田中将大やルイス・セベリーノ、ジェームズ・パクストンなど先発投手陣がより強力になった。両リーグ最多の943得点をたたき出した打線は健在だ。
ライバルのレッドソックスは前年の優勝メンバーがほとんど残ったもののスタートからつまづきプレーオフにも出られず。ブルーム新編成担当のもとで雪辱を期す。6年ぶりでプレーオフに進んだレイズは有望な若手がひしめく。ポスティングシステムで
DeNAから
筒香嘉智が加わって打線の迫力が増した。ブルージェイズも若い力が台頭してきた中で
巨人から
山口俊を・・・
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