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一軍デビューも近い鈴木
高卒新人ながら、昨季は二軍戦で101試合出場、打率.280、32打点、チームトップの15盗塁と結果を残した
鈴木将平。「まだまだ課題はあるが、高いレベルの中で磨いていけば今後レギュラーを取る打者になる可能性は十分」と
辻発彦監督は今春、鈴木をA班キャンプメンバーに抜てき。将来を見据えて、早々から経験を積ませた。
その期待に、鈴木も全力で応えた。「周りがすごい先輩ばかりで、毎日本当に勉強になります。最後まで残れるように頑張ります」という意気込みどおり、日々の練習、紅白戦などで懸命にアピール。3月24日までオープン戦では、全15試合中6試合に出場し、8打数0安打と結果は出ていなかった。だが、それでもA班とB班の選手入れ替えが何度か行われた中で、持ち前のフィジカルの強さ、積極性、吸収力で著しい成長を示し、同日までA班メンバーに残り続けてきた。
外野手のレギュラー争いは激しい。さらなる進化を追求する
栗山巧、安打王・
秋山翔吾、盗塁王・
金子侑司、日本代表・
外崎修汰、そして15年ぶりに復帰したレジェンド・
松井稼頭央と多士済々のメンバーが名を連ねる。そこに19歳の新鋭は割って入ることができるか。
仮に、現時点では力及ばずとも、この錚々たる超一流選手とキャンプをやり遂げた財産は計り知れない。一軍の舞台で背番号46を見られる日は、そう遠くはないはずだ。
写真=BBM