
筒香とお決まりのハイタッチをかわすロペス。DeNAにとっては精神的主柱でもある
もはや「助っ人」という表現は当てはまらない。「チームの力になりたい。勝ちたいという気持ちは誰よりも強く持っている」。
筒香嘉智、
宮崎敏郎、ソトらと形成する中軸はベイスターズ打線の看板。ロペスが放つ存在感は、年を追うごとに大きくなっている。
「やっと打つことができてうれしい」とプレッシャーから解放され、笑顔を見せたのが、
9月19日の
巨人戦(東京ドーム)。3回に
吉川光夫から左翼席へ打ち込んだ21号3ランは、記念すべきNPB通算150号となった。
2009年にマリナーズで25本塁打をマークするなど、メジャーでは計5球団で92発。巨人で2年、DeNAへ移って4年。「チャモさん」の愛称はすっかり定着し、チームメートの誰からも一目置かれている。
昨年は自身初めて打率3割、30本塁打、100打点をクリア。最多安打と打点王に輝き、日本シリーズ進出の原動力にもなった。「優勝するために、自分ができることはすべてやる」と慢心せず、今季も開幕から突っ走った。5月終了時点で15本塁打、41打点はともにセ・リーグトップ。右太もも裏の負傷などで交流戦は3試合しか出場できなかったが、シーズンは110試合で打率.288、26本塁打、77打点と巻き返した。
さらに3年連続でゴールデン・グラブを受賞した一塁守備では、歴代最高の守備率10割を達成。「目標にしたい」と言う日米通算2000安打にも199本に迫っている。心技体すべてがまだまだ充実。来季も、やってくれる。
写真=榎本郁也