この勝負強さは本物だ。岡本和真内野手が10月9日、今季レギュラーシーズン最終戦となる
阪神戦(甲子園)に四番・左翼で出場し、2年振りのAクラスを決める決定的な仕事を果たした。まずは同点の7回。先頭で打席に立つと、阪神・桑原からCS進出を決める32号勝ち越しソロを放つと、8回一死二塁では、2打席連発となる33号を左中間席へ運び、大台到達の100打点とした。22歳シーズンでの「打率3割、30本塁打、100打点」はプロ野球史上初の快挙。ただし、当の本人は「ずっと使っていただいていて、期待に応えたかったので少しは応えられたかなと思います」とすでに退任が決まっている高橋監督への感謝の思いを真っ先に口にした。