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首都大学リーグ

「常勝」の重圧乗り越え東海大、5季ぶり70度目の優勝

 

東海大・安藤監督はナインの手によって宙を舞うと、試合後のインタビューで何度も言葉を詰まらせていた/写真=BBM


Vへの執念を植え付けた就任2年目・安藤強監督が男涙


 社会人・ホンダの監督時代には、長野久義(現巨人)がいた2009年の都市対抗制覇に導き、東京ドームで舞ったこともある。数ある大舞台を経験しているが、母校のタテジマのユニフォームを着ての胴上げは格別だった。武蔵大2回戦(5月6日、大和スタジアム)で連勝し、勝ち点5の完全優勝(10勝2敗)は、5季ぶり70度目の首都大学リーグ戦制覇となった。就任2年目・安藤強監督は笑顔から一転、ベンチ裏の通路での取材に入ると、何度も言葉を詰まらせた。

「(東海大の)山下(山下泰裕)副学長、原監督(原辰徳、元巨人監督)からも『やってくれ!』と言われて、母校ですし、引き受けさせていただきました。代表監督も2年残っていて、いろいろな思いがあった(涙)。母校のためにも、優勝できてうれしいです」

 急転直下の就任要請だった・・・

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