当連載を務める秋山翔吾選手への質問を募集します。上記のリンクからお寄せください 幼稚園の卒業文集には「イチローさんみたいに……」
今週末、8月13、14日の
オリックス戦で「パ・リーグ親子ヒーロープロジェクト」のイベントが開催され、子どもたちのヒーロー「動物戦隊ジュウオウジャー」が
西武プリンスドームに登場するようですね。

8月13、14日のオリックス戦[西武プリンス]で「パ・リーグ親子ヒーロープロジェクト」が行われ、選手を応援するため「動物戦隊ジュウオウジャー」が登場する
誰しも自分にとってのヒーローを心に抱いているでしょう。僕が幼いころのヒーローはやはり野球選手。幼稚園の卒業文集には「
イチローさんみたいに打ちたい」と書いていました。1994年、すい星のごとく現れてヒットを量産したイチローさん。その名前は社会現象となり、街中にあふれていたから自然と「すごい選手なんだ」と子ども心に植え付けられたと思うんですよね。
イチローさんと同様に、基本的には家族で
巨人ファンだったのでジャインツの選手にあこがれていました。僕の利き腕は右。ですが、父親が僕をプロ野球選手にさせたくて、一塁に近いという理由から、物心がつく前から左打ちになりました。当然、ジャイアンツの選手でも左打者に注目するようになります。まずは松井(秀喜)さん。理屈ではない。あの豪快な打撃は子どもを虜にします。日本テレビが、松井さんが本塁打を放つたびに発行していたホームランカードも集めていましたから。そして現在、監督としてチームを率いている高橋(由伸)さん。大きな放物線を描く松井さんの打球とは違い、鋭いライナーを放つ打球にしびれました。
ただ、自分が経験を重ね、野球が分かってきて、松井さんたちは自分のプレースタイルと違うと気付いたのでしょう。そんなときに目に飛び込んできたのは同じ巨人の清水(隆行)さんでした。細身ですが、シャープなスイングで安打を稼ぐ。2002年に最多安打のタイトルを獲得されたときの安打数が191だったということを、いまだに覚えていますからね・・・
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