記者会見で引退を撤回した新庄
プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は1995年12月21日だ。
初めは「
阪神をやめたい。環境を変えてほしい」だった。阪神の
新庄剛志が95年12月5日の契約更改の席で、いきなり爆弾発言。
藤田平監督の選手起用法や球団の体質についての不満から来たものだった。
しかし、いつしか“トレード志願”は野球との決別をにおわす発言となり、ついに19日には「自分には野球に対するセンスと能力がない」と引退宣言。大騒動に発展したが21日、これを撤回。無事、阪神との契約書にサインした。
写真=BBM