2018年も間もなく終わるが、ここで編集部が独断で選んだ今年の東京ヤクルトスワローズ10大トピックスを見ていこう。 1位「球団初の交流戦勝率1位」

スタンドのファンの声援に応える
球団初の快挙となった。セ・リーグ球団が最高勝率または優勝に輝いたのは2012、14年の
巨人に続き2球団目。
2位「屈辱晴らすシーズン2位」
鮮やかな復活劇だった。球団ワースト96敗からの再起を目指したシーズンで2位に。強力打線がけん引した。
3位「復帰の青木宣親が活躍」

持ち前のバットコントロールを存分に発揮
日本球界でのブランクは早々に埋めた。NPB9シーズンで7度目の打率3割超え。ベテランの技は健在だった。
4位「新守護神の石山泰稚が35S」
クローザーはシーズン途中からだったが、リーグ2位の35セーブをマーク。メンタル面も充実していた。
5位「バレンティンが131打点」
日本球界8年目の助っ人が主砲の役割をしっかりと演じた。打点数は2013年に並ぶ自己最多タイとなった。
6位「雄平が代打で6打数連続安打」
7月17日の
DeNA戦(横浜)で球団新記録を打ち立てた。本人は「先発の第1打席という気持ち」。
7位「原樹理がプロ初完封」
8月16日の巨人戦(神宮)で達成。一時は中継ぎに配置転換されたが、本来の持ち場で力を発揮した。
8位「村上宗隆が初打席初本塁打」

忘れられない本塁打となった
期待のドラフト1位ルーキーが鮮烈なデビュー。9月16日の
広島戦(神宮)、プロ初打席の2回に2ランを放った。
9位「由規が涙の退団」
現役続行を目指し、涙で古巣に別れを告げた。後日、
楽天と育成契約。故郷・仙台での再出発となる。
10位「高橋奎二がプロ初勝利」
高卒3年目左腕がようやくベールを脱いだ。10月2日のDeNA戦(神宮)、先発3戦目にしてプロ初勝利を手にした。
写真=BBM