本人も分からない!? 超スローボール へそ曲がりの野球嫌いに「浮き上がる速球?バカなことを言うんじゃない。投げられたボールはすべて落下運動をするのだ。スポーツ記者というのは、ウソを平気で書く」と毒づかれたことがあった。まあ、こういう手合に限って、その石頭で人間や人生を割り切ろうとするから、世間のもの笑いになる。落下運動?上等じゃないか。その落下運動のおかげで野球は面白くなるのだ。変化球とは、その落下運動の別名じゃないか。と切り返すと、相手はキョトンとして、あとは黙ってしまった。まったくもって「縁なき衆生は度し難し」である。
変化球というのは石頭思考の対極にあるもので、当たれば170メートルも飛ばしそうなバカ力が自慢の打者が、変化球でクルクル回る様は、野球というスポーツの醍醐味である。これぞ「PLAY BASEBALL」。遊びの要素があるからこそ野球は楽しいのだ。
徹底的に打者をオチョクリ、遊び心に徹した変化球と言えば・・・
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