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[日本シリーズ特別企画]

侍ジャパン首脳陣たちの『短期決戦』

 

山本監督以下、第3回WBC首脳陣の短期決戦の適応性、指導力を日本シリーズ経験から見極める!

WBCは、過去2回の大会で、プロ野球のペナントレースとは、まったく違った戦い、野球になることがハッキリした。
第3回を託される山本浩二監督以下の「侍ジャパン」首脳陣は、もちろんそれは十分に承知している。
日本におけるWBCに似た形の戦いといえばCSから日本シリーズへの戦いがある。
CSはひとまずおき、今回の首脳陣の日本シリーズの『習熟度』からWBCへの適性、対応能力などを探ってみたい。
写真=BBM

【注】…各首脳陣の日本シリーズ成績において、出場年度横の球団名は対戦チーム、★マークは日本一。成績は通算。

【侍ジャパン監督】
山本浩二[広島]
出場:75急、79近★、80近★、84急★、86西
成績:35試 33安 7本 18点 1盗 率.250
表彰:敢闘賞75、優秀選手84
●監督成績/広島
出場:91西
成績:7試 3勝4敗 勝率.429

▲1986年、広島対西武の日本シリーズ第1戦の9回裏、今回、侍ジャパンの指揮官となった広島・山本浩二は、投手総合コーチとなった西武・東尾修から、劇的な同点本塁打を放つ



常に「全試合フル」
濃密な頂上決戦の経験

 山本監督の日本シリーズ経験は、V9巨人や西武黄金時代を経験した首脳陣、選手に劣らない濃密なものだ。

 選手として5度、監督として1度。しかも・・・

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