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ストーブリーグ最新動向

12球団移籍&補強事情 [阪神編]

 

13年度の優勝を目指すべく、補強でチームを強くしようと12球団ともこのオフはチームの弱点を補える選手たちを獲得している。
その補強にはどのようなチーム事情があるのか12球団ごとに迫ってみる。
まずは大物選手補強が目立った阪神から見て行くことにしよう。
写真=BBM、AP

●即戦力度の基準
A: 移籍先で主力、レギュラーとして期待大
B: 移籍先での一軍帯同が濃厚
C: 移籍先で一軍定着は厳しいか……

●評価の基準
A: 主力、レギュラーとして活躍
B: ほぼ一軍に帯同し、出場機会まずまず
C: 二軍出場がメーン。一軍出場乏しい

阪神タイガース

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昨オフの無風が一変
大型補強でチーム再生へ

 今年のストーブリーグは阪神が話題を振りまいている。今季まさかのリーグ5位に低迷したことで、巻き返しを図り大物FA選手を獲得に乗り出した。というのも金本知憲という精神的支柱が現役引退。また、守りの要であった城島健司もケガが完治しないことを理由に引退した。これにより来季の攻守の要の補強が必要になっていた。

 そんな中、今季シーズン終盤、Bクラス入りが決定的になると球団は中村勝広元監督をGMに招へい。その中村GMは、就任早々メジャー・ツインズのマイナーでくすぶっている西岡剛に接触。日本球界復帰の可能性を探った。

 そして11月20日にかねてから獲得を目指していた西岡剛と2年総額4億円+出来高で契約を結んだ。メジャーで苦労した経験を生かせること、また和田監督が望む、足のある攻撃ができることが獲得の大きな理由であった。西岡自身は・・・

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