野茂に8球団が殺到 古田、前田ら大豊作年 前年のソウル五輪銀メダルのメンバーがそろい、豪華な顔ぶれとなった1989年。 トルネード右腕・野茂に8球団が入札し、大きな話題をさらうことになった。 元木の“入団拒否”も話題となったこの大豊作年を振り返る。 文=大内隆雄
年号が「昭和」から「平成」に変わって初めてのドラフトは史上空前の大豊作となった。前年のソウル五輪銀メダル獲得メンバーが顔をそろえたことが大きかった。そんな中、話題を独占したのは
野茂英雄(新日鉄堺)だ。それまでの記録は「6球団重複(
岡田彰布、
清原和博)」だったが、それを超える8球団の1位入札。当時の進行役、パンチョ伊東氏の高らかな「野茂!」「野茂!」「野茂!」の連呼はファンの耳にも残っていることだろう。
抽選の結果・・・
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