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▲熱のこもった投げ込みを見せる投手陣。ブルペンは今キャンプの見どころの1つ

 

写真=湯浅芳昭

ブルペンに散った火花

▲野手の目玉は新加入の李大浩。初日は逆方向へのシャープな打球を連発した



キャンプ見どころ
1、投手陣の競争を見渡せるブルペン
2、迫力あるフリーバッティング

 最高気温20度の宮崎で、2月1日、投手陣の火花が散った。ブルペン一番乗りはストッパー候補の五十嵐亮太。続いて新加入のサファテが五十嵐の隣で投球を始めた。

 昨季、固定できなかった抑えの役割を「俺がやる」と言わんばかりのアピール合戦。五十嵐は「今であれだけの球を投げられるのは恐ろしい」とライバルを評価しながらも、「今年も俺が(抑えを)絶対やる」と意気込んだ。

 また、先発枠を争う新加入の中田賢一が正捕手・細川亨を相手に42球の初投げ。2年目の東浜巨は107球を投げ、「下半身が使えている」と手応えを口にした。

 A組19投手中、12人が初日からブルペン入り。最多は背番号を29に変え心機一転の大場翔太で、「球数もほかの投手も意識しなかった」と言いながらの118球。投手陣の立て直しは、競争という活力を得て着実に進んでいる。

 また、注目の四番候補・李大浩もフリー打撃で58スイング。しかし、サク越えはゼロどころか、レフト方向への打球も皆無。「右打ちは打撃の基本」と、その意図を解説し、右方向へシャープな打球を飛ばした・・・

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