週刊ベースボールONLINE

2014広島東洋カープ徹底大特集

ただいま人気上昇中!盛り上がる“カープ○○”!

 


プリンス・堂林翔太ら若手イケメン選手の台頭で、急増しつつある女性のカープファン。“カープ女子”と呼ばれる彼女たちの登場で、新たなファン層が開拓されつつあるが、昨今の盛り上がりを支えているのはそれだけではない。ここでは、負けじと盛り上がる“カープ○○”をピックアップ!23年ぶりのリーグ優勝を目指すチームは、熱いファンに支えられているのだ。
写真=BBM


▲谷原章介



 開幕直前の3月23日、本拠地・マツダスタジアム広島で行われたオープン戦・ソフトバンク戦の始球式に登場した俳優の谷原章介さん。祖父が広島県三原市出身で、幼少時からの広島ファンという谷原さんは、2万人を超える大観衆からの「谷原コール」が鳴り響く中、自身の名前と故・津田恒実の背番号「14」が入ったユニフォームを身に着け、ノーバウンドで捕手のミットに投げ込んだ。「すごく緊張しました。津田投手を意識したんですがどうでしたか?(笑)

 初めてのマツダスタジアムにずっと興奮しっぱなしでした」(谷原さん)。期待する選手にドラ1・大瀬良、梵、野村らの名前を挙げ、「“カープ女子”、“カープ芸人”とカープファンが盛り上がりつつありますが、僕は『カープ役者』となって、その先頭に立てるように頑張りたいですね」と語った。


▲反転ユニフォーム


▲鯉の勝負パンツ



 毎年、注目を集めるカープの応援グッズ。新商品の発売が解禁となる2月1日には「オンラインショップの回線がパンクしそうになります」と、松田一宏オーナー代行は笑顔を見せる。

 今季も、ロゴを反転させた「反転ユニフォーム」(写真上)など一風変わったアイテムが登場したが、中でも注目を集めたのが「鯉の勝負パンツ」(同下)。昨年のドラフトで大瀬良のクジを引き当てた田村スカウトが履いていたという真っ赤なパンツをモチーフにグッズ化が決まった同アイテムはまさか(!?)の即日完売となり球団を驚かせた。

 あまりの人気に5月以降の試合を対象としたチケット付きの「鯉の勝負パンツセット」(限定1000 セット)の発売が決定したという。ファンの心をくすぐるグッズの数々が、新たなファン層開拓の一因になっていることは間違いない(36〜37ページに関連記事あり)。


前田智徳氏のイベント「男・前田塾」は大盛況



“カープ女子”に注目が集まっているが、“カープ男子”だって負けてはいない。3月13日に都内で開催された、昨年現役を引退した前田智徳氏のイベント「男・前田塾」には定員60名に対して1000人以上の応募者が殺到。前田氏による実技指導もあるということで、当日は半数以上を男性ファンが占め、会場は熱気に包まれた。登場した前田氏は「ものすごい雰囲気ですね」と驚きを隠せない中、現役時代の数々の秘蔵エピソードを披露。「女性ファンが増えてきていますが、男性ファンも負けないように頑張ってください」とエール(!?)を送った。


▲尾関高文



 2012年に放送された「アメトーーク」(テレビ朝日)で脚光を浴びた“カープ芸人”。お笑いコンビ、ザ・ギースの尾関高文さんは、同番組をきっかけに知名度が飛躍的に上がり、いまではカープ関連の仕事がとても多くなったという。

「錚そう々そうたるカープファンの芸人さんがいる中で番組に出演させていただき、球場でもファンの声をかけていただくことが増えました」(尾関さん)。13年からは、地元雑誌「アスリートマガジン」でも連載を持つなどいまや堂々たる“カープ芸人”だが、「芸人の先輩方、ファンの方々もいるので偉そうなことは言えません」とあくまでファン目線であることを強調する。「カープファンだからこそ共感できることがたくさんあるんですよ。目指すは23年ぶりの優勝。その喜びを皆さんと共有しましょう!」




特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング