フォーク系を内角低めに
研究の成果を証明へ
阪神の歴代助っ人記録を塗り替えた
メッセンジャー。50年ぶりにバッキーが持っていた200奪三振の記録を上回った。先発ローテーション制度が確立された今、200の大台を超えた選手は数少ない。奪三振マシーンと化した右腕は、配球面である試みを行っていた。
それは内角低めにスプリットを落とす――。本来、フォーク系のボールは真ん中のゾーンから低めに落とすのがベストとされてきた。昨年までのメッセンジャーもそうだった。だが昨オフ、コースに主眼を置いて内角に投じた場合のメリット、デメリットを研究した。
効果として、打者は内角低めにボールを落とされると視界から完全に外れて死角になる。
「外のボールだと当てられて粘られるケースが多かった。だからインサイドに落としたら打者は当てづらいし、空振りを奪えると思ったんだ」と明かしたメッセンジャー。
関川打撃コーチも・・・
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