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猛打を抑えたヤクルトが“普段着野球”で日本一


▲投打がかみ合ったヤクルトはチーム一丸で21世紀初の日本一に輝いた



 21世紀に入り初の日本シリーズは若松勉監督率いるヤクルトと「いてまえ打線」擁する近鉄との戦いとなった。かし、いてまえ打線は4回に主砲・中村紀洋の一発で反撃を開始。5回に1点を追加し4点差で迎えた6回、水口栄二の3ランなどで一気に同点に追いつく。すると8回にはローズが3階席まで運ぶ特大の3ラン。近鉄お得意のパターンで9対6と逆転勝ちを収めた。

 神宮での第3戦、ヤクルトの先発は入来智。古巣相手に5回1失点の好投を見せると、その好投にこたえるように打線はつながり、9対2と圧勝した。近鉄は三番・ローズ、四番・中村が機能せず、またもや打線は沈黙。中継ぎ陣も打ち込まれるなど嫌な負け方で再びリードを許すこととなった。

 第4戦はこれまでの乱打戦とは打って変わって1点を争う緊迫したゲーム展開・・・

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