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◆ヤフオクドーム◆開始18時32分(試合時間3時間30分)◆観衆35.527人[神]=●藤浪−高宮−安藤−歳内[ソ]=〇大隣−五十嵐−サファテ



左腕の好投を引き出した扇の要の好リード


第2戦に続く速攻劇だ。初回、一死三塁の好機に、ソフトバンクの三番・内川が中越えの先制適時二塁打。第2戦は5球目で同じく内川が先制点を奪っていたが、この日は7球目



 ソフトバンクの好走塁が光った第3戦でした。4回裏の吉村(裕基)君、そして6回の明石(健志)君の走りは本当に素晴らしかった。勝負の明暗を分けたビッグプレーでした。

 試合前はペナントで3割を打ったバッターが5人いる強打のソフトバンク打線が、阪神の先発・藤浪(晋太郎)君のストレート、そして落ちる変化球をどう見極め、どう攻略していくかに注目していました。

 初回、ソフトバンクはいきなり内川(聖一)君のタイムリーツーベースで先制し、その後も一死一、三塁のチャンスを作りましたが、1点止まり。藤浪君がよく1点に抑えたなという印象です。多少荒れていましたが、コントロールで勝負するタイプではありませんから、いつもどおりの藤浪君だったと思います。しかしホークス打線は甘いボールをきっちりととらえますね。さすがです。

 一方の大隣(憲司)君は、低めを丁寧に突く素晴らしい投球でした。好投の陰には細川(亨)君のリードがあります・・・

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