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プロ野球新時代のリーダー学

巨人・坂本勇人インタビュー「主将として感じたことを素直に言います」

 

8シーズンにわたって大役を務めた阿部慎之助も「資格は十分」と太鼓判を押す。26歳での就任は、球団では戦後最年少のことだ。読売巨人軍第19代主将に任ぜられた坂本勇人は自身のリーダー像について「イメージが沸かない」としつつも、キャンプ地・宮崎で、明るく元気にチームをリード、その方向性を見せてくれた。リーグ4連覇と日本一奪回を目指す常勝軍団の主将が、胸に秘めたビジョンを明かす。
取材・構成=坂本 匠 写真=大泉謙也、荒川ユウジ

100%で本隊合流


『坂本勇人、一軍合同自主トレ参加回避』の報にはヒヤリとさせられた。長野久義、アンダーソンら主力選手たちが昨オフに手術を受けた影響で、今春季キャンプはそろって二軍スタート。まさか新キャプテンまで? と最悪の事態が頭をよぎったからだ。

 阿部慎之助らとともに汗を流す毎年恒例のグアム自主トレで腰を負傷。同じく恒例のキャンプ地・宮崎での一軍合同自主トレ不参加はその可能性を連想させたが、短期間で驚異的な回復を見せた。第1クールこそ別メニュー調整も、2月6日の第2クールから、元気な姿を見せている。

腰痛のため、第1クールは木花ドームで1人調整も、「(合流への)準備はしっかりできました」と別メニューをポジティブにとらえて有意義な時間を過ごした



2月6日に一軍本隊に合流。練習前の円陣では「すみません。気合を入れて頑張ります」とあいさつし、キャプテンとしての第一歩を踏み出した



──キャンプ第1クール(2月1日〜4日)は一軍本隊とは離れて、種田貴積トレーナーらをパートナーに1人、トレーニングを行っていましたが、完全別メニューとはいえ4日間みっちりと、かなりの運動量をこなしているように見えました。

坂本 初日からそれなりに動ける状態ではあったので、大事を取って別メニューという形にしていただいてはいたのですが、それに甘えてラクをしてはいられないなと。第2クールから本隊に合流するという目標でやっていましたから、いきなり練習量が増えて、体中パンパンになってしまってもダメですからね。できる範囲で強度を上げて、備えました。

──ポジティブにとらえれば、打撃にしても、守備にしても、じっくりと時間をかけられたのでは。

坂本 キャプテンなのに……という部分はありますが、ポジティブにとらえれば、そうですね。ノックも1日の球数を決めて(※第1クール最終日の4日は100球)、多分、本隊にいたらそんなに受けられないでしょうし、そういう部分では、切り替えて、自分の練習に集中しました。

──痛めた腰も順調に回復していると見ていいでしょうか。

坂本 腰に関しては、もう全然、まったく問題はないです。

──以前にも腰は苦しめられた個所かと思いますが……。

坂本 今回の腰はそれとは関係ありません。グアムでの自主トレ中に、ウエートをしていて傷付けてしまいました。痛めた次の日は、どれくらい長引くかなと自分でも心配になるくらいだったのですが、思った以上に回復も早くて、こうやって第2クールから戻れて良かったです。キャプテンなのに、チームから離れてキャンプをスタートするのは、本当にふがいないし、申し訳なかったですが、そこは反省して、第2クールからしっかりやっていきたいです・・・

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