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特集・プロ注目!春に光った超逸材プレイヤー

センバツで躍動した注目内野手8人!

 

大熱戦が数多く繰り広げられた今大会では、多くの有望選手が聖地で躍動した。ここでは本誌選りすぐりの好選手たちを一挙掲載。夏に向けての成長が今から楽しみだ。

坂口漠弥・天理(奈良)3年
本塁打を放つも課題あり


一塁手/右投右打/185cm90kg1997年4月22日生まれ/大阪・堺市立八田荘中[オール狭山ボーイズ]出身



 初戦の糸満戦の第4打席。ツボである真ん中低めのストレートを強振した打球は左中間の最深部へ突き刺さった。「手応えがありました。打った瞬間行ったと思いました。(三番の)貞光がゲッツーのあとだったので何とかランナーをかえしたかった。良かったです」と試合後の本人も納得の表情。

 さらに期待が高まった健大高崎との2回戦は軟投派左腕に自分のスイングをさせてもらえず3打数ノーヒット(1四球)。「低めを捨てて甘い球を狙いにいったんですが絞り切れませんでした」。内角球に詰まり、外に抜かれると完全に崩された。まだまだミートできるポイントが少なく、これからはどれだけゾーンを広げていけるか。2試合とも捕球、判断にミスがあった一塁守備もしっかり磨いていきたい。

2015センバツ成績

1回戦:糸満(沖縄) ○7-2 四番・一塁手 2打数 1安打 2打点 1本塁打 0三振 2四死球 0盗塁
2回戦:健大高崎(群馬) ●1-3 四番・一塁手 3打数 0安打 0打点 0本塁打 1三振 1四死球 0盗塁
計2試合:打率.200 5打数 1安打 2打点 1本塁打 1三振 3四死球 0盗塁

宇草孔基・常総学院(茨城)3年
俊足・豪打の努力家


二塁手/右投左打/183cm73kg1997年4月17日生まれ/東京・墨田区立向島中[墨田シニア]出身



 常総学院の一番、機動力野球の象徴だ。米子北の1回戦では二番・竹内諒とともに1試合5盗塁の大会タイ記録。「竹内には負けたくない気持ちはある」と、ライバル心をむき出しにし、今治西との2回戦でも3盗塁。ダイヤモンドを疾走し、8強進出の攻撃陣のけん引役となった。

 足だけではなく、パワーもある。大阪桐蔭との準々決勝。1回表、サイレンが鳴り響く中で・・・

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