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特集・80's〜90's 助っ人黄金時代

外国人助っ人の“レジェンド候補”は誰だ!?

 

NPBには71人の外国人助っ人が在籍している(育成除く)。中には10年、20年が経ったのち、今号の特集で取り上げた選手たちのように、ファンの記憶に強く残るであろう、強いインパクトを放つ選手たちがいる。ここでは編集部の独断と偏見で、レジェンド候補をピックアップ。過去の名選手になぞらえて紹介する。
写真=BBM

中日・ルナ
勝利呼ぶ竜の安打製造機




 竜が誇る安打製造機。主軸としては一発の怖さにはやや欠けるものの、チャンスでの勝負強さは十分に主砲の責任を果たしていると言える。得点圏打率は.333で、13年は.395、14年は.315の実績があり、ここぞの場面での存在感は際立っている。

 同じ右打ちのヒットメーカーで、抜群の信頼感を誇っていたのが元横浜(現DeNA)ほかのローズだ。99年のシーズン153打点はいまだにNPB歴代2位の好記録。横浜での8年間で7度の打率3割をマークし、安定感も抜きん出ていた。

 ただ、ローズが98年に横浜を38年ぶりのリーグ優勝、日本一に導いたのに比べ、ルナの在籍時にチームは2年連続4位と活躍が勝利に直結していないことがやや劣る点だ。実力は十分。チームに栄光をもたらすことができれば、ルナの名声はさらに高まる。



横浜・ロペス&バルディリス
タイプ異なる2人のけん引車





 性格やタイプが異なる2人の外国人選手が優勝争いをけん引する。この構図は1975年、広島の初優勝に貢献したシェーンとホプキンスを思い起こさせる。

 ひょうきんな性格のシェーンは、当時としては珍しいスイッチヒッターとしてプロ野球史上初の1試合両打席本塁打を記録。一方、三番に座り、勝負強い打撃を披露したホプキンスは・・・

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