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2016球界マネー特集
本音?駆け引き?プロ野球 おカネの名言&失言集

 

深みあり、恨みあり、執念あり。おカネにまつわるいくつかの名言&失言を集めてみた。

阪神・大崎三男「おっさん、やめとくわ」


 阪神の投手・大崎三男。57年オフの契約更改の席で金額を提示した戸沢代表に対し。わずか2分で保留して席を立った。

オリックス・門田博光「一応乗りましたが、税抜きじゃないですから。税務署が喜ぶんじゃないかな」




オリックス門田博光。88年オフ、移籍先のオリックスとの契約更改で大台1億円に到達して。

南海・鶴岡一人監督「グラウンドにはゼニが落ちている」


 南海・鶴岡一人監督。プロ選手たるものグラウンドでアピールして稼げ、あるいは練習し、自分を磨けなど、いろいろな意味が含まれるが、もちろんたとえ。決して、言葉どおり、球場におカネを拾いにいってはいけない。

オリックス・イチロー「特に思うところはない」




 オリックス・イチロー。99年オフ、年俸5億円突破にもクール。

阪神・広澤克実「減俸分はCMで稼ぎたいと思っています。企業の皆さん、私を起用しませんか」




 阪神・広澤克実。02年オフ、800万円ダウンの4200万円でしぶしぶサインして。

西武・東尾修「1億と聞いたときゼロの数を数えたよ」


 西武東尾修。86年オフ、中日落合博満に続いて史上2人目の年俸1億円突破。

巨人・小林繁「別に野球やめたって、食っていくくらいできるんだ」




 巨人小林繁。77年オフ、球団提示に納得せず越年保留。翌年の衝撃トレードの伏線はあった?

阪急・米田哲也「赤字は選手の責任なのか?」




 阪急・米田哲也。68年にチームが連覇を遂げ、MVPに輝きながら観客動員の伸び悩みを理由にアップ幅を抑えられて。15%アップの1350万円の提示だった。

「これが会社なら間違いなく倒産しています」


 巨人・橋本清が税理士から言われた言葉。98年オフ、年俸が半分以下に下がって。税金は野球選手最大の“難敵”か?

南海・山本和範「僕が給料を下げた分で、大阪球場のトイレをきれいにしてください」


 南海・山本和範。87年オフ、ダウン提示に怒りの捨てセリフ。

巨人・張本勲「プロの誠意とはカネなり」




 巨人・張本勲。76年巨人1年目を終えた後の“金言”。
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