1963年にPL教団から阪神入りした野田征稔が阪神に入団して以来、数多くのプロ野球選手を輩出してきたPL学園硬式野球部。しかし、今年の夏の大会で休部が確実なった。そこでプロで現役として活躍している、またプロ野球解説者のOBたちに話を聞いた。 福留孝介(阪神=1995年度卒業)
『新監督が来るとかいう話じゃなかったの!?生徒もいないし……寂しいけど……。俺がとやかく言えることではないしね。決まったんだから。休部という措置だからね。PLの野球部が高校野球に戻ってくるのを願うしかないよね』
小窪哲也(広島=2003年度卒業)
『話は聞いていました。また復活してくれることを願っています』
小早川毅彦氏(元広島ほか=1979年度卒業)
『いい方向(存続)に向かっているという噂も聞いていたが……。まだ『休部』ということなので、また日が昇ることもあるかもしれない。そのときにはOBも力を合わせたい』
加藤秀司中日コーチ(元阪急ほか=1966年度卒業)
『寂しい話だ。生徒が集められないのだから、仕方がない』
桑田真澄氏(元巨人ほか=1985年度卒業)
『PL学園の意向もあると思いますが、胸が痛いですね。OBとして、復活を心から願っています。現役の後輩たちも不安でいっぱいだと思います。でも、高校球児として大切なのは、自分たちがやれることに集中して、ベストを尽くすことだと思っています。僕らはいつでも皆さんのことを応援しています。そのことを忘れずに、胸を張ってプレーしてくれたらうれしいです』
野村弘樹氏(元横浜=1987年度卒業)
『いよいよ来てしまったか、と思うが、現在の部員たちには最後まで夢をあきらめずに頑張ってほしい』
中村順司元監督
『OBはみんなさみしい。今いる選手には頑張ってほしい』