12球団の次なるエース候補、エースの系譜に名を連ねるのは誰なのか。各球団の投手事情とともに、明日を担うイチオシ次世代エース候補12人をご紹介しよう 若手に期待感が高まる中広島はエース確立が急務
チーム事情がどうであれ、どの球団も“未来のエース”を渇望していることに変わりはない。それでも、現エースの存在、先発スタッフの陣容によって、次世代エースに求められるものは変わってくる。
例えば
大谷翔平が君臨する
日本ハム、
藤浪晋太郎を擁する
阪神は、しばらくエースの座は揺るがないだろう。メジャー移籍の可能性があるとはいえ、ポスティングを例外とするなら海外FA権の取得はまだ先だ。求められるのは、近い将来、エースと肩を並べることができる原石。日本ハムは今年のドラ1左腕・
上原健太が、阪神も藤浪以来となる高卒投手である剛腕・
望月惇志がファームで腕を磨いている。
逆に絶対エースの年齢が上がっているのが
西武と
オリックス。
岸孝之は今年で32歳、
金子千尋は33歳になる。しかし、西武は25歳の
菊池雄星が控え、右肩を痛めていたにも関わらずエースナンバー18を与えられたルーキー・
多和田真三郎も、デビューの時を待っている。オリックスは先発2番手の座を確固たるものにしている26歳の
西勇輝が、次期エースで間違いない。今季ここまで精彩を欠いているものの、すでに“エース格”の成績を収めてきた。
則本昂大の
楽天、
小川泰弘の
ヤクルトもしばらくはエースの交代はないだろうが・・・
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