山本昌氏の解説に続き、ここでは選手としてセ・パ両リーグを経験し、昨年楽天で監督として交流戦を経験している大久保博元氏に、セ・リーグはなぜパ・リーグに勝ち越せないのか!?その要因を聞いた。そして、セがパに勝ち越すために何が必要なのかも語ってもらった。 取材・構成=椎屋博幸、写真=BBM パのストライクゾーンが狭いから強いボールを投げる好投手が生まれる
なぜパ・リーグのほうが、毎年セ・リーグに勝ち越しているのか説明するには、両リーグの審判の歴史から説明しないといけません。一番の違いは何と言っても審判のストライクゾーンがセ・パで違っていたことが大きいと思います。現在審判団はセ・パで統合されましたが、分かれていたときは、傾向がまったく違いました。まずパ・リーグの審判は、ストライクゾーンが狭いんです。縦にも横にも狭い。それはどの審判も同じで、きっちりと狭い。もうサイボーグかこの人たちは!と思うくらい徹底していました(笑)。
その中でピッチャーが打者を抑えるには何が必要になりますか?
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