週刊ベースボールONLINE

2016交流戦展望

西武・細かいミスをなくしたい

 

若い力の台頭を求む!


5月19日のロッテ戦で今季初勝利を挙げた高橋光。若い力がチームに勢いを与えたい


 開幕から投打ともに苦しんでいるが、交流戦を浮上のきっかけとしたい。打線は一番の秋山が4割超の出塁率を誇り、二番の栗山も打率3割超。この2人がチャンスメークして、本塁打王をひた走る三番のメヒアが得点を奪う一打を放つ。四番の中村、五番の浅村も一時の不調を脱して、状態は上向きなのでさらなる得点力アップに期待がかかる。ただ、まだ細かいミスが散見される。例えば先頭打者が塁に出てもランナーを進められないケース。確実に進塁打を放つなど、状況に応じた打撃をもっと心掛けなければいけない。

 ミスといえば守備も同様だ。リーグワーストの42失策。エラーによって勝利を逃した試合も多々あった。交流戦では普段試合を行わない球場でもプレーするだけに、試合前にしっかりと準備をして凡ミスを犯さないようにしたい。

 先発陣もエースの岸が負傷離脱、そのほか十亀やバンヘッケンなど期待された選手が不振に陥るなど厳しい状況だ。しかし・・・

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