週刊ベースボールONLINE

2016交流戦展望

中日・大黒柱復帰で見通しは上々

 

上位進出の足がかりに


ついに先発ローテに復帰した吉見。大野、若松とともに3本柱となる


 序盤戦は主力投手に故障が相次いだ中で勝率5割ラインをキープしている。上位戦線で戦い抜くために、今季の交流戦がジャンプアップの機会になる可能性は高い。

 最大の好材料は主力左腕の大野の復帰だ。4月中旬から左ヒジの炎症で二軍調整を続けていたが、5月21日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(北神戸)で実戦登板。4回1/3を5安打無失点に抑え、順調な回復ぶりを示した。問題がなければ交流戦本拠地開幕カードとなる6月3日からの楽天3連戦で一軍合流できる見込みだ。

 また、吉見は5月22日の巨人戦(ナゴヤドーム)で今季初めて中6日で先発し、初勝利をつかんだ。ここまで先発→登録抹消を繰り返していたが、先発ローテーションを務めるメドが立った。故障中の小熊とネイラーが交流戦中に復帰できるかは微妙だが・・・

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