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2016交流戦展望

オリックス・6年ぶりの頂点で浮上の足がかりを

 

投手陣の奮起が最大のカギ


エースの復調が好材料なだけに、2番手以降の先発や救援陣も安定感を取り戻したい


 対セ・リーグ6球団」以前に、最大の敵は“日程”だ。交流戦前まで6連戦は1度のみ。先発5、6番手を近藤一、山崎福らが務めてきたが、軒並み不振と故障で一、二軍を行ったり来たり。エース・金子、西、ディクソン、東明の4本柱で急場をしのいできたものの、6連戦が続く交流戦では「先発投手のコマ不足」が最大の悩みの種となる。

 そんな中でエース・金子が復調したのは好材料だ。初勝利を挙げた4月30日の楽天戦(京セラドーム)から3連勝。直近2年間の交流戦では4勝0敗とセ球団と相性が良く“完全復活”が見込める。さらに・・・

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