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野球場特集・魅惑のボールパーク

楽天Koboスタジアム宮城 これが東北のランドマーク、世界に誇るボールパーク!

 

昨秋から総工費およそ30億円の大改修を行い、今季開幕前にお披露目となった新生・楽天Koboスタジアム宮城。内外野が天然芝化され、左翼席後方にはスマイルグリコパークが完成。そして5月には観覧車がお目見えした。野球の試合“だけ”ではない楽しみ方を提供するこのボールパークを、東北ゴールデンエンジェルスのKANOに案内してもらいます!
取材・構成=富田庸、写真=大泉謙也、BBM


新しくなったKoboスタをご案内します!


 球団創設時からあった「ボールパーク構想」が大きく動いたのが2016年。“30億円大改修”により、楽天Koboスタジアム宮城が大きく生まれ変わった。主な変更点は以下の3点。フェアグラウンドは人工芝から色鮮やかな天然芝に。スコアボードは全面LED化し、隣接する『楽天Koboビジョン』と連動してのダイナミックな演出が可能となった。

全面LED化され、チーム、選手の詳細データを表示。日本の屋外スタジアムでは最大規模となる、右中間の楽天Koboビジョンと連動した多様な演出が可能になった


 そして左翼席後方には『スマイルグリコパーク』が完成。その象徴とも呼べるのが観覧車である。

 構想のモデルとなっているのがアメリカの球場である。球団の担当者がメジャー30球団のうち、約半数の球場を視察して回ったという。東京ドームのように遊園地や観覧車が隣接しているケースはあるが、“球場と一体化”という観点で見ると、アメリカ・アイオワ州にあるアストロズ傘下のリバーバンディッツの本拠地、モダン・ウッドメン・パークくらいのもの。“ボール(野球)”と“パーク(公園)”の融合。日本球界初となる画期的な試みとなった。

 もちろん、観覧車だけでなく、多様な楽しみ方がある・・・

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