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2016ドラフト特集

球団別ドラフト補強ポイント&オススメ選手

 

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ソフトバンク・求む! 10年後の主軸


補強ポイント1 10年後に四番を任せられる右の大砲
林中勇輝[敦賀気比高]

補強ポイント2 将来性豊かな大型捕手
牛島将太[明大]

 チームは成熟期に向かっている。野手の主力では今年34歳の内川聖一をはじめ、松田宣浩長谷川勇也城所龍磨などが30代。柳田悠岐中村晃が20代後半に差し掛かり、レギュラー最年少は今宮健太の25歳だ。今後、円滑な世代交代を進めることができるかが「10連覇」へのポイントとなる。

 現在、高田知季牧原大成上林誠知が一軍戦力となりつつあるが、いずれも左打ちの巧打タイプ。柳田悠岐クラスの右の大砲が望まれる。細身ながら鋭い打球を弾き返すパワーを持った林中勇輝(敦賀気比高)を獲得し、ファームで奮闘している真砂勇介茶谷健太黒瀬健太などと競わせたいところだ。また、捕手も30代の鶴岡慎也細川亨高谷裕亮に頼っている現状。拓也、斐紹も成長し、15年は栗原陵矢、16年は谷川原健太を獲得したが、王貞治会長は「キャッチャーは時間がかかるからいい選手がいれば獲りにいく」と語っている。急成長を見せている牛島将太(明大)の強肩は魅力的だ。投手は千賀滉大武田翔太が先発ローテ入りし、リリーフでは森唯斗が経験を積んでいる。松本裕樹高橋純平といった未来のエース候補もおり、こちらの世代交代は順調に進む。

日本ハム・狙うは田中と二遊間の内野手

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