けん引力球団初のプレーオフに進むにあたり、欠かせないピースはいくつもある。彼らの存在なしに、CSでの勝利は望めない。 山口俊 #11
プロ初の2ケタ勝利(11勝)、3完封を含む5完投勝利をマークする大黒柱。ペナント終盤には、右肩の違和感から大事を取り休養に専念。エース右腕の照準はCSだけに絞られている
ロペス #2
確かに好不調の波は激しい。しかし、爆発力はすさまじい。9月24日には4戦連発となる月間11本目、キャリアハイの33号ソロを放った。新たな2年契約も勝ち取り、モチベーションは最高潮だ
石田健大 #14
2ケタ勝利をかけて臨んだ9月23日の
巨人戦[東京ドーム]では、序盤に失点を重ね4回で降板。思うように腕が振れず、不甲斐ない内容に悔しさをにじませた。23歳・左腕はCSでの雪辱に燃えている
山崎康晃 #19
ツーシームに昨年までの変化がなく、真っすぐを狙い打たれた。しかし最終盤を前にようやく昨年までの躍動感が戻ってきた。「クローザーはヤマサキ」。
ラミレス監督の腹は決まっている
梶谷隆幸 #3
3、4月の低迷期からチームの流れを変えたのがこの男だった。ケガからの復帰2戦目の
ヤクルト戦(5月5日、横浜)では三盗&本盗を成功させ勢いをつけた。打ってもキャリアハイの18本塁打。ポストシーズンのキーマンだ