週刊ベースボールONLINE

2016年ドラフト総決算

阪神3位・才木浩人(須磨翔風高・投手) 公立校のエースが甲子園の星へ

 

甲子園球場のある地元・兵庫出身ながら3年間、全国舞台とは縁がなかった。プロでの本拠地はあこがれの聖地であり、モチベーションは高まるばかりだ


 ドラフト翌日は、学校行事の体育祭が行われていた。10の運動部による部対抗リレーのアンカーとしてバトンを受け取ったエース・才木浩人は、惜しくも2位でゴール。「陸上部に負けちゃいました。バトンパスのレベルの差が大きかったです」。こう言って無邪気に笑う表情は、17歳らしいあどけなさが残る。だが、188センチの長身を生かした角度のある真っすぐは、夏の県大会前に148キロをマーク。1年秋から県内で評判になっていた右腕は、マウンドに上がるとその能力の高さをいかんなく発揮してきた。

 学級委員長を務め、練習でも自ら考えてこなすことができ、発言もしっかりした模範生・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング