日本一決定後にホテルへ移動し行われた記者会見の再録(一部抜粋)とレアードのMVP表彰インタビューを紹介する。 栗山英樹監督「今年のファイターズらしい戦い」
栗山 本当にありがとうございました。交流戦に入ったころから、今年は必ず行けるはずだと思っていたチームがなかなか前に進まない感じはあったんですけど、交流戦の終わりから連勝に入って、そこから一回も休むことなく選手みんな本当によく頑張ってくれたと思います。大変だったと思いますけど、多くの選手にムリしてもらいました。そしてここまで来ることができました。本当によくやってくれたと思いますし、周りの皆さん、スタッフに感謝しています。北海道の誇り、みんな褒めてあげてほしいと思います。ありがとうございました。
──優勝直後には実感がわかないとおっしゃっていました。
栗山 正直、まだ実感がわきません。勝つことができたことに関して、ただただほっとしています。
──連敗スタートからの日本一です。
栗山 シリーズを振り返ってみれば、今年のファイターズらしい戦いでした。最初の2試合は自分たちの形にまったくなっていなかったので嫌な負け方ではありましたが、自分たちの形になれば、何か起こると信じていました。今日のああいうところ(第6戦、8回に一挙6得点)での成長を見ていると、みんなが前に進んでくれたことはうれしく思います。
──第6戦の8回、二死満塁で
大谷翔平選手をネクストバッターズサークルに送り出しました。
栗山 中田(翔)の次に回れば、最悪でも1点が入っている状態で、バースはもう1回投げてもらうことは決めていた。大谷を立たせることで少しでも相手が意識してくれればと思って、動きました。
大野奨太選手会長「誰一人欠けてもこの勝利を得ることはできなかった」
大野 本当にファイターズらしく全員の力で勝ち取った日本一だと思っていますし・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン