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特集・2017ルーキー闘争宣言
大山悠輔x中塚駿太 高校&大学チームメート特別対談 プロで対戦して恩返し!
大山悠輔x中塚駿太 高校&大学チームメート特別対談

 

茨城・つくば秀英高、栃木・白鴎大で7年間、ともにチームメートとして過ごした。阪神にドラフト1位指名された大山悠輔西武にドラフト2位指名された中塚駿太。全日本の四番も張った内野手、MAX157キロの剛球が魅力の右腕と、ともにプロ野球界の未来を担う逸材だ。この2人がお互いについて、プロについて、語り合った。
取材・構成=小林光男、写真=神山陽平(インタビュー)、大賀章好

内に秘めるタイプの2人


中塚 ドラフト当日、大山の名前が阪神のドラフト1位で呼ばれて、本当に驚いた。周囲もびっくりしていたけど……。本人が一番驚いたんじゃないかな。

大山 何が起こったのか分からなかった。頭が真っ白になったし、時間が止まって、現実ではないような感覚。周囲を見て、「自分なんだ」とわれに返ったよ。

中塚 僕自身も2位という早い順位で名前が呼ばれることはないと思っていたので、びっくりした。

大山 僕は中塚が2位でも驚くことはなかった。ずっと一緒にプレーしてきたし、素直にうれしかった。

中塚 高校の2年先輩に塚原(塚原頌平オリックス)さんがいて、大山はいつかはそういう存在になるだろうと思っていたけど、2人そろってプロに行けるなんて当時は考えてもみなかった。

大山 僕も高校時代は投手をやっていて、中塚とブルペンで一緒に投げていたけど、体の柔軟性が優れていた。球速は最初、同じくらいだったけど、ドンドン引き離されて。ただ・・・

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