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2016年プロ野球記録集計号

黒田博樹・三浦大輔・新井貴浩・福留孝介 4人のレジェンドたちが刻んだ偉大なる“レコード”

 

今シーズンも数々の記録が誕生した。ここでは4人の“レジェンド”たちの偉大なるレコードをピックアップ。その数字の意味に迫った。

広島・黒田博樹


日米通算200勝…史上2人目
40代完封勝利…史上8人目
40代での2年連続2ケタ勝利…史上3人目


 メジャー球団からの高額なオファーを蹴って15年、古巣・広島に復帰。この“男気”がクローズアップされることになるが、この右腕は記録の面でもすごかった。

 今季達成した記録で最も大きなものとなった日米通算200勝(NPB121勝、MLB79勝)、日本人では野茂英雄(ドジャースほか)に続く史上2人目で、先発勝利のみでの達成は史上初の快挙だった。通算203勝は野茂を抜き、歴代単独トップ。さらに、自ら奪った1万アウトも史上初の記録となった。

 今季、41歳で開幕を迎えたが、40代記録にも次々とその名を連ねていく。ラストイヤーを10勝で終え、これがメジャー時代を含めて7年連続2ケタ勝利。40代での2年連続2ケタ勝利は史上3人目。また・・・

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