週ベ編集部員が今季、印象に残った試合を挙げていく。日々、野球にどっぷりつかっている“見巧者”たちが選んだ一戦とは一体？

劇的勝利で飾った“北海道500勝” / 7月10日@札幌ドーム、日本ハム6X-5ロッテ

　ミラクルファイターズの真骨頂とも言える試合だった。4対5と1点ビハインドの9回裏二死から田中賢介が「狙っていた」と右翼席に起死回生の一発で同点。さらに12回裏にはレアードが左越えに劇的なサヨナラアーチ！最大5点差を追いつき、5時間10分に及んだ死闘を制した。またこの勝利で北海道移転後の本拠地500勝目となり、試合後にはお揃いの特製Tシャツに身を包んで勝利の余韻に浸った。[F担当M]

Vへの流れ呼んだ大谷の一発 / 7月3日@ヤフオクドーム、ソフトバンク0-2日本ハム

『一番・大谷』が放った先頭打者本塁打。編集部のテレビで見ていたが、初球から狙っている雰囲気が、こちらにもひしひしと伝わってきた。確かに中田賢一のスライダーは甘かったが、ファーストコンタクトで本塁打にできる技術の高さに驚がく。投手・大谷としても8回無失点の素晴らしいピッチングを披露。日本ハムがソフトバンクを大逆転してVへ突き進んだターニングポイントになった試合だと思う。[H担当K]

スーパーキャッチ＆ドヤ顔 / 9月21日@ヤフオクドーム、ソフトバンク1-2日本ハム

　逆転Vを確信させるスーパーキャッチだ・・・